目的
【2024年】御歳暮はいつまで?きちんと知りたい、 御歳暮の基本マナーを解説!
2024年御歳暮はいつからいつまで?
御歳暮を贈る時期は、本来は「事始めの日(正月を祝う準備を始める日)」である12月13日から20日までの間でしたが、現在では12月初旬から12月25日頃までに贈るのが一般的になっています。
最近では11月下旬から贈り始めることもありますが本来の意味を考えると、12月に入ってから届くようにしたいですね。
御歳暮の由来は?
日本には、もともとお正月にご先祖様の霊をお迎えする「御霊祭」のためにお供え物をする風習がありました。
そのお供え物として、よその家に嫁いだ人や分家の人たちが、本家や実家にお神酒のおつまみになるような塩鮭やするめ、数の子などを年末に手渡しで持っていくようになります。
これが中国の行事と結びついて「お歳暮」のルーツになったと言われています。
その後、江戸時代に入ると武士が自分の所属する組合の組頭に准血縁の証として年末に贈り物をする習慣が根付きました。
一方、商人の世界では掛け売りの商売が広く行われており、お盆や年末に半年分の精算をする習慣があったことから、精算をする時に得意先にお礼のための贈り物をするようになります。明治時代以降は、しだいに上司やお世話になった方にも贈り物をするようになり、現代のお歳暮の習慣
が一気に広まったのです。
御歳暮これだけは守っておきたいマナー
御歳暮は、毎年贈るものなので、品物や金額、贈る時期を同じようにすると先様に喜ばれます。
また、日頃のお礼として今回だけ贈る場合は、「御歳暮」ではなく
「御礼」や「御挨拶」「御伺」「こころばかり」の表書きがおすすめです!
一般的に勤務先の上司や恩師、離れて暮らしている両親、会社の場合なら
取引先に贈ることが多いですが、昨今では相手先の社内ルールや慣習がある
場合が多いので、まずは確認してから贈りましょう。
その他、日頃お世話になっている主治医やお稽古ごとの先生に贈るケースも
あり、仲人や媒酌人は、一つの目安として3年間は贈るものとされています。
- 贈る側と贈られる側、どちらが喪中であっても忌明け(四十九日)を過ぎていれば、贈って差し支えありません。
その際には紅白もろわな結びののし紙ではなく、水引きやのしの無い「無地短冊」に「御歳暮」と表記して贈るとよいでしょう。 - 忌明けがお歳暮の時期を過ぎている場合は、その時期の季節の表書きを 使用します。
- 松の内(1月7日、関西では15日)が過ぎてから立春の前日までは「寒中 御伺」、立春から2月末日までは「余寒御伺」になります。
お祝いとは違い、先さまに日頃の感謝の気持ちを表すのがお歳暮です!
どの相手にどれくらいというのは、おつきあいの度合いで決めるのが良いでしょう。 一般的には3,000円~5,000円位が相場とされています。
高額なものを贈って相手に負担を感じさせないような気配りも必要です。
(例)
・特別にお世話になった方、取引先の会社…5,000円~1万円位
・上司、両親、仲人など…5,000円位
・親戚、同僚、友人など…3,000~5,000円位
・お稽古ごとの先生、主治医など…3,000~5,000円位 など
▼予算3,000~6,000円▼
▼予算6,000~10,000円▼
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御歳暮用ギフト包装は、ご指定頂ければギフトBOX(¥350)、通常包装(紙包装)、熨斗とギフトカードお付けさせて頂きます。
※通常包装(紙包装)、熨斗とギフトカードは無料でお付けします。
熨斗とギフトカードは指定があれば表書き、名入れや文章の内容の変更も承ります。
まとめ
お歳暮は、お世話になった方へ感謝を伝える大切な行事です。
これまでの感謝の気持ちや相手の健康を祈る風習であり、人間関係を深める機会でもありますが、基礎知識やマナーが守られていなければ相手に感謝が伝わらないかもしれません。
お中元とお歳暮の違いやそれぞれの基礎知識、マナーをおさえて贈り物をすることで、気持ちをより伝えることができるでしょう。
日頃の感謝を伝える機会ですので、個人やビジネスでお世話になった方を思って、相手に喜ばれる贈り物を選びましょう。
- 2024.09.20
- 13:40
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